Archive for 7月 2009

毒矢文化考

 評判のCotEditorを試している。ちなみに普段はmiを利用している。使い勝手はどの程度違うだろう。
 さて、毒矢の問題だが、日本の国家形成期を軍事史的な観点から捉える見地からは、あまり気にしなくてよさそうだ。問題に [...]

「大谷宏治」で検索

 この一週あまり、大谷さんで検索し、我がブログに辿り着く人が多かった。何をお探し?

入江啓四郎「古典的平和論と戦争法」

 午後4時、先程まで31度を超えていた屋根裏部屋の書斎も、半度ほど温度が下がりました。
 さて、原典に当たろうと調べるとマヌ法典の訳本は絶版になっており、古書にはもの凄く高値がついている。ちょっと確認したいだけだしな、と [...]

毒矢文化圏

 先日、漆弓の実用性についてコメントいただいたことをきっかけに、日本古代の軍事史を概観するためには、毒矢の文化についても一定の検討を加えておかねばならないことに気づいた。ちなみに、初期国家の発生段階から、日本の戦士集団に [...]

DNAと味噌の関係

 私のDNAと名古屋名物「矢場とん」の「味噌かつ」との関係について鋭意レポートを記さなければならないことになった。ziroさんから出された宿題である。本ブログの主旨に従えば、この問題に軍事史の観点から焦点を当てる必要があ [...]

ラムサール条約で守る日本の考古学?

 北條芳隆・溝口孝司・村上恭通『古墳時代像を見なおすー成立過程と社会変革』(2000年、青木書店)が出版されてから、既に十年が経とうとしていることに気づいて、年月の過ぎる早さに驚かされた。三人の考古学者の提言は、現在の考 [...]

似ている!

 松本さんのブログ「シカンで考古学」を眺めていて、今さらだけれど、本ブログの扉絵の構図によく似ていることに気付いた。
 ちなみに、絵の方は私の母親が元気な時に院展に出品した、イスラエルのマサダ要塞の遠望の一部である。現在 [...]

弓と湿気

 弓が湿気を嫌うということに就いて注意を喚起されたのは、Mongolian form diary ‐騎馬民族の末裔たち‐ の「モンゴルの弓」というエントリーで、モンゴルの射手が弓の湿気に非常に敏感で、日本人の筆者が草の上 [...]

弓の樋(続き)

 図は、佐賀県菜畑遺跡出土の弓。松木氏の『日本列島の戦争と初期国家形成』37ページから孫コピー。前の記事で樋があると書いたが、削りが入っているだけで、凹みにはなっていないから、まだ樋の段階に入っていないと見るのが妥当かも [...]

実用と儀杖

 かなり無理矢理な図式化をしてみたが、そもそも実用と祭祀用(儀杖用)とは、原則的には2項対立の図式として対置できない概念。馬具の場合にも便利だが扱いの難しい分類カテゴリー。同じ弓でも、狩猟用と兵器とでは、同じ基準が当ては [...]

真夏のオリオン

 遅ればせながら。『ローレライ』は駄作だったが、これは福井晴敏の映画として悪くない作品なのではあるまいか。戦闘シーンなどに関しては、え、え、え、という部分も連続したりするが、まあこの種の娯楽映画に、煩いこというのは野暮 [...]

弓の樋

何処かで見た筈、と思っていたが、別件で松木武彦氏『日本列島の戦争と初期国家形成』をめくっていて、37ページにある佐賀県菜畑遺跡の弓の図に、明確な樋があるのに今さら気付いた。弓の下半分に溝が刻まれている。この資料から、上長 [...]

タイムスリップ

マックユーザーなら、Power Macのハードディスクにデータが閉じ込められたと聴いて、タイムマシンはどうしたの?と思うに違いない。OS10.5には、タイムマシンという頼れるバックアップ機能がある。そして実際、ITのHD [...]

iMac24インチ届く

 Power MacG5が電源故障で復旧に時間がかかるため、急遽iMac24吋を購入。画面の大きさは余り変わりないが、後方の23インチApple Cinema Display HDの絵の方が、しっとりしていて上品だったと [...]

漆弓

 「出土品 弓」で検索すると、1982年に発掘されたという、石狩市紅葉山33号遺跡第46号墓出土品の資料紹介に行き当たった。木質部は不朽して消滅し、表面の漆皮膜のみ残存したものである。
 紹介記事を見ると、「実用的な弓に [...]

侵徹力

 軍事史学に投稿して武器史研究の専門家から査読を受けた結果、ふだん我々が使用している術語に不適切なものがあることが分かった。
 たとえば、我々はよく矢の「貫通力」という言葉を使うが、正しくは「侵徹力」と記述するべきである [...]

弩機

 なぜかこの一日、「出土品 弓」で検索し、このブログに辿り着いた人が多い。少しでも参考になれば幸いです。
 さて、好奇心が湧いたので「出土品 弓」で自分も検索してみて、宮城県伊治城跡から出土した弩機の紹介があるのを発見。 [...]

花火大会の余波

 電源が死んでしまったPowerMacの修繕(といっても電源を取り替えるだけ)を頼もうと(海軍士官に押しつけるのもなんだが、自分でやるのは面倒くさい)、横須賀基地勤務の三等海尉に連絡をとった。ところが、繋がらない。昨日、 [...]

石津朋之編著『名著で学ぶ戦争論』

 考古学を学ぶにせよ、歴史学を学ぶにせよ、現在の教育システムでは、学び手は軍事知識からほぼ完全に遮断された環境のなかで、育っていくしかない。その結果、考古学者や歴史学者の大半は、軍事オンチとして成長する。
 広く「軍事 [...]